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2007/12/30

中央アジアでお茶をいただく その1

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キルギス共和国では緑茶と紅茶をよくいただきました。特によく飲んだのが砂糖入り紅茶です。トルコのメーカーBATA TEAをよく目にしました。このメーカーの というブランドは日本ではあまり聞きませんが、ヨーロッパ方面ではLiptonに迫る勢いなのだそうです。そうだとすれば、キルギスで十分にそのシェアのすごさを目にしたような気がします。

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2007/12/29

チーズいっぱい

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キルギス共和国首都ビシュケクではトルコ系ホテルのアク・ケメに泊まりました。このホテルから朝の食卓に乳製品の種類と量に格段の変化がありました。それぞれ十種ぐらいも並んだチーズとハムのお皿を全部少しずつ試食してみたかったです。

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2007/12/28

味噌汁のようなものです

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国境を越えて最初にこのスープが出された時は、雨降る寒い中凍えそうになりながら真夜中というより早朝にやっとたどりついて頂いた暖かい物だったせいか、過剰に感動しました。これがまた毎食毎食出てくると、三日で飽きてしまいました。でも、これは飽きてはいけないスープだったのです。キルギスのスープなのだから他の国に移れば違うスープが飲めると思っていましたが、これは中央アジアのお味噌汁みたいなスープだったのです。中央アジアはスープと言えば、これかボルシチが基本です。

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2007/12/27

クルト

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ビシュケクの近くにはオシュという歴史の古い町があり、そこには比較的大きなバザールがあります。売られている物のなかには初めて目にするものもありました。粉ミルクのような香りが薄っすらと一帯にただよっていたのでお菓子かと思いきや、それをなめるとしょっぱいのです。それはヨーグルトを固めたクルトという食べ物でした。主にウォッカを飲みながらおつまみとして口にするものなのだそうです。中央アジアではウォッカはビールよりもかなり安い値段で飲むことができます。ウォッカは飲まないのでわかりませんが、飲んだ人たちによるとこちらのビールより美味しいとのことでした。

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2007/12/26

キルギス共和国の国旗

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キルギス共和国の国旗はユルトの天窓がデザインされています。アラ・トゥー広場に立つ女神の像が手に握っているのがユルトの天窓であり、国旗のデザインです。国旗のデザインはユルトの天窓と40人の娘から国が生まれたという伝説に由来しています。アラ・トゥー広場のアラ・トゥーは、中国では天山、キルギスとカザフスタンではアラ・トゥー、ウズベキスタンではザラフシャンと呼ばれている長い山脈です。アラ・トゥーとは現地の言葉でカラフルという意味を持っています。

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2007/12/25

石人 その2

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多数点在する石人が何なのか、有力な説にトルコ族西突厥の戦士の墓ではないかというものがあります。石像の前に並んでいる石が戦士が殺した人の数なのだそうです。

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2007/12/24

石人 その1

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ブラナの塔の横には不思議な石人が多数点在しています。トルコ族の西突厥のものであるとされています。なぜここにたくさんの石人があるのかは解明されていません。石人には複数の説があります。日本風に言えば、道祖神であるという説があります。石人は面白いことに、みな手にワイングラスを持っています。ワイングラスは豊穣の証です。


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2007/12/23

ブラナの塔

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キルギス共和国バラサグン市にブラナの塔はあります。バラサグン市はかつて中央アジア一帯を支配していたカラハーン朝の西の都で、カラキタイに滅ぼされるまでは大変栄えていました。ブラナの塔がなぜ建てられたのか解明されてはいません。ミナレットの役割をしていた、灯台や監視塔であった、誰かの墓であるなどの幾つかの説があります。この塔は48mもありましたが、15世紀に起こった大地震で崩れてしまい、25m復旧されて今に至っています。

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2007/12/22

キルギスのラグメン

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中央アジアにもラグメンがあります。これはドゥンガン人が持ちこんだのだそうです。ドゥンガン人とはウイグル族のことです。10世紀頃中央アジア一帯を支配したカラハーン朝は、東の都をカシュガル、西の都をバラサグンとしていました。

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2007/12/21

キルギスのラグメン

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中央アジアにもラグメンがあります。これはドゥンガン人が持ちこんだのだそうです。ドゥンガン人とはウイグル族のことです。10世紀頃中央アジア一帯を支配したカラハーン朝は、東の都をカシュガル、西の都をバラサグンとしていました。

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2007/12/20

クラフトマン一家の作品

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シンプルなデザインでもその図柄は意味を持ちます。デザインには羊角を表したものが多く、それを意味するものは豊穣と繁栄です。その上に見える3本の鷹の爪はその豊かさの守護を象徴しています。

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2007/12/19

クラフトマン

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キルギスの田舎に住む、フェルト作品では有名なクラフトマンの一家の仕事の様子を見学させてもらいました。羊の毛をたたくところから作品の完成までひととおり見ることができます。家族がそれぞれ役割を分担して作品を作り上げます。

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2007/12/18

イシク・クル

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イシク・クルはキルギス共和国にあります。“アラトゥー(天山)の真珠”と呼ばれるこの湖はバイカル湖に次いで世界第二位の透明度を誇り広さは琵琶湖の九倍、130本もの川が流れ込んできますが流れ出る川は1本もありません。イシクとはキルギスの言葉で暖かい、クルは湖という意味を持ち、その言葉通り真冬でも凍らずに3~4℃を保っている不思議な湖です。歴史的には古代の四大宗教(ネストリウス派キリスト教、仏教、イスラム教、ゾロアスター教)の遺跡が眠っている場所です。玄奘三蔵法師もここを通りました。

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2007/12/17

『墨攻』(墨攻)と『イノセントワールド』(天下無賊

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12月3度目、今年最後の現代中国映画上映会では『墨攻』(墨攻)と『イノセントワールド』(天下無賊)を上映します。自らは攻撃することなく守備に徹するという墨家思想をテーマとした『墨攻』は個人的に今年いちばん気に入った中国映画です。今年最後に見る中国映画として再び見ることができるのは、ちょっと嬉しいことです。みなさんが今年最後に見る中国映画は何でしょうか?良い作品を見て、一年をしめましょう。

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2007/12/16

岩刻画 その2

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イシククル湖畔、紀元前5世紀から残るの岩刻画をご紹介します。左上が二頭の鹿、右上が鹿を追う雪豹(かつて人は雪豹を現在の猟犬のように使っていたのだそうです)と鹿の喉元で弓を構える人の図です。左下が鞭を持ったラクダのキャラバン隊長、右下が(一番はっきりとして解かりやすい)レーヨウです。

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2007/12/15

岩刻画 その1

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キルギス共和国チョルパン・アタのイシククル湖畔に紀元前5世紀から残る岩刻画があります。今日と明日に分けて比較的わかりやすい石刻画をご紹介します。上の段の二枚はレーヨウです。下の段は左がラクダで、右がラクダに乗る人です。下の段の絵は並んでころがっていました。シルクロードらしい図柄です。

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2007/12/14

サラダ

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中国からキルギスに入ってから食生活におとずれた変化と言えば、生野菜が出てきたことです。中国では野菜はほとんどすべて火を通して食します。ひさしぶりの生野菜はこれまでの習慣のせいでしょうか、最初の日はちょっと警戒してしまいました。嬉しかったことは、乳製品が美味しいことでした。国境を越えてはじめて食べたチーズサンドイッチとフルーツヨーグルトの味は忘れません。

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2007/12/13

フェルトアート その2

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フェルトは羊の毛を染色したコットン状のものを薄く何層も重ねてつくります。小さな花のブローチにも大変な手間がかかっています。フェルトとシルクをかけあわせたショールやスカーフは独特の風合いを持っています。日本ではあまり目にしない手触りとデザインはとても魅力がありました。

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2007/12/12

フェルトアート その1

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中央アジアでは大きな物はユルタ(移動式住宅)から小さな物はクリスマスツリーの飾りまでフェルト製品が数多く作られています。羊毛を虫が避けることからユルタは昔からフェルトを何層も重ねた丈夫な布から作られました。

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2007/12/11

キルギス民家の昼食

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キルギス共和国は日本にとてもよく似ているところがあります。それは家に入る時に靴を脱ぐことです。チョルパンアタへ向かう途中、民家におじゃましてキルギスの家庭料理をご馳走になりました。

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2007/12/10

『孔雀』(孔雀)

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12月2度目の現代中国映画上映会では『孔雀』(孔雀)という映画を上映します。この作品のことはよく知りませんが、なぜ孔雀というタイトルがついたのかとても興味のある映画です。文革が終了したばかり、田舎のふつうの家族のお話です。ベルリン映画祭で銀熊賞を受賞しました。

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2007/12/09

ユルタ

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遊牧民族の移動式住居(テントのようなもの)を中国ではパオ、モンゴルではゲル、キルギスではユルタと言います。キルギスのユルタには三本枠が十文字に交差する天窓があります。この天窓はキルギスの象徴ともいうべきもので、アラ・トゥー広場のエルキンディック像(自由の女神)が掲げている輪はそのユルタの天窓であり、国旗もユルタの天窓をデザインしたものです。

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2007/12/08

馬乳酒

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国境の町ナリンからイシククル湖へ向かう山道で馬乳酒を売る人々に出会いました。馬は大変デリケートな動物で、子馬にしか乳を出さない習性があるので馬乳をとるのにはこつがあるのでしょう。馬乳酒は酸味があり、飲んだ後にスモーキーな風味が舌に残る感じがしました。

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2007/12/07

キルギスの子供たち

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幹線道路沿いで馬乳酒を売る人にまざって子供たちもたくさんいました。一人とても写真を撮ってもらうのが好きな子がいて、子供たちの写真を撮ると必ずその子が混ざっているのがおかしかったです。写真を撮って、プレビューしてあげたら、その子は自分の画像を見て納得したように頷いておりました。お気にめしていただけたようで良かったです。

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2007/12/06

キルギス最初の朝ごはん

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キルギス共和国で初めて泊まったのはナリンという小さな国境の町でした。招待所や民宿のような宿泊施設に泊まりましたが、中華料理が一ヶ月近く続いていたせいか、久しぶりの中華ではないパンと卵とお茶の朝食がとても新鮮に感じられたものでした。

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2007/12/05

国境越え

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中国からキルギスへの国境越えは本当に天に見放されてしまったような一日でした。夏の旅(国境を越えたのは7月某日のことでした)なのでトルガルト峠(3800mの高地)を行く行程でも軽装で大丈夫だと思っていたのですが、運の悪さが重なってしまいました。雨のせいで寒く、道もひどく悪くなっていたのです。雨のせいで鉄砲水が発生しキルギス側の車が立ち往生したために迎えが3時間以上遅れ、かわりに乗った車で本来乗るはずだった車にたどりついたのはよかったのですが、荷物を乗せた車が横転しまったので、荷物をとりにもどるはめになりました。これで6時間以上寒さの中で時間を無駄にしました。中国側のパスポートコントロールを出てもすぐにキルギスに入れるわけではありません。車で二時間ほど緩衝地帯を走るとようやくギルギス側のパスポートコントロールです。アラ・トゥー山脈(=天山山脈)に平行しながらひたすら国境の一本道を走っていた一日でした。朝9時にカシュガルを出て、翌朝4時にナリンたどりつきました。本当だったら夕食ころに着く予定だったのですが、旅の予定は未定とはいえ、あんまりでした。国境は飛行機で越えることを強くオススメします。

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2007/12/04

カシュガルの素敵なレストラン

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カシュガルにかつて英国領事館だったレストランがあります。そこで食事をする機会がありました。緑の屋根に覆われた外のテーブルはとても気持ちがよさそうです。中のインテリアは英国風ですが、料理はやっぱり中華でございます。


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2007/12/03

『恋の風景』(恋之風景)

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12月の現代中国映画上映会の上映は3回あります。一回目の今週土曜日に上映する映画は『恋の風景』。台湾の絵本作家ジミーの絵本が原作となっております。彼の絵本を原作としたその他の映画作品には『地下鉄』や『向左走向右走』(邦題:ターンレフト・ターンライト)もあります。

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2007/12/02

カシュガルのお茶

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市場で売られているお茶を見てみるとその地でよく飲まれているだろうお茶が察せられます。カシュガルで一番飲まれているお茶はやっぱり茯磚茶でしょう。そして店員はバラを入れたお茶を薦めていました。薬茶も目にしました。見るだけでなく、もっといろいろ試してみたかったです。

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2007/12/01

茶館

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カシュガル市内で見つけた“大富豪茶楼”というちょっとネーミングセンスが面白い看板に誘われて、ふらっと入ってしまいました。入った瞬間、人のいない薄暗い店内にちょっとためらうものがありました。幸いなことに窓のある個室に案内されたので薄暗さからは開放されました。バラ青心茶(メニューにバラと書いてありましたが菊が入っていましたっけ)は10元、部屋代が10元、計20元でした。

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